昨今は、3次元CADの普及により多くの3次元データが巷にあふれています。
しかし、3次元CADを最大限に使いこなせているでしょうか?
私達は1992年に商品開発用としてハイエンド3次元CADを他社に先駆けて導入しました。私達の作成した3次元データは、各製造工程の問題を解決し、デザインから完成品組立までをひとつのデータでシームレスに繋ぎます。全ての生産工程を社内に持ち各工程を熟知した設計者が、各セクションとのレビューを繰り返すことで開発の手戻りをなくします。
そのため製品開発期間を飛躍的に短く出来ます。
ハイエンド3次元CADで作成されたデータは、製造工程の全ての問題点を解決しています。だから下流工程まで一つのデータで結ぶことが可能なのです。私達の開発スタンスは、現場、現物主義です。形だけの3次元CAD開発とは全く違うものなのです。
開発環境(国内)
カテゴリ | ソフトウェア | 数量 |
---|---|---|
3次元CAD | UNIGRAPHICS | 8 |
SOLIDWORKS | 2 | |
Euclid | 1 | |
3次元CAM | Euclid | 1 |
2次元CAD | Autocad LT | 1 |
流動解析 | MOLDFLOW | 2 |
C-MOLD | 1 | |
強度解析 | COSMOS | 1 |
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成形品には変形が付き物です。成形条件だけで変形をなくすのは困難です。
私達の開発では、流動解析ソフトを使用して製品の変形を予測します。
よくある事例は、変形の解析で終わってしまって対策を取っていない状況です。では、どうするか?私達は製品形状を、製品構造や製品性能に影響の出ないように変更して変形を防止します。
充填元ゲート
変形後形状
ヒケ予測
強度解析の実施変形同様に悩ましいのが製品の強度です。これも開発上流過程で問題を解決します。解析の結果を踏まえて製品形状を変更し問題のない形状に仕上げます。